安心感から過剰な要求へ
メカニズム・・・というと、科学的根拠があるような言い方ですが、
恋愛関係が壊れていく過程をご説明したいと思います。
『無条件で確実な愛情』という、
あまり現実的とは思えないような関係を求めるのが
この病気の特徴とお話しました。
相手との間に、ある程度の親い関係が築けると
『安心感』が生まれます。
恋愛において、これは全てのカップルに言えることですね。
長年の付き合いになると
ときめきを感じなくなったり、
特にドキドキしたりすることもなくなったりします。
しかし、これはマイナスなことではありません。
『ときめき』というものは『安心感』に変化するからです。
普通の恋愛ができている場合、安心感の領域に入れば
二人の関係もどんどん安定していくという
良い結果になることも多いと思います。
しかし、恋愛依存症者は
安心感を得てしまうと、相手への要求が次第にどんどん膨らみます。
もっとこうして欲しい!
ああして欲しい!
というように、相手に求めるものがどんどん増えていきます。
「束縛」もこの一種だと私は考えています。
このことで、相手はどんどん離れようとしてしまうのです。
『束縛が厳しい』
『気持ちや要求が重い』
というように受け取られてしまいます。
